変身 2018 《DRY WOOD編》
The metamorphosis "DRY WOOD" Version
photo by Yukiwo
演出構成 / 平井優子
出演 / クリエーションワークショップ参加者
衣装 / R手芸部(IDEA R LAB)
映像技術/ 山田晋平
「DRY WOOD」テキスト / Alfred Birnbaum
ワークショップ協力 / 白井剛 山内朋樹
舞台監督 / 田平幸治
プロジェクトマネジメント / 木下志穂
制作 / R40 M.A.P.
Direction・Text | Yuko Hirai
Costume | R Handicraft Club
Video design | Shinpei Yamada
"DRY WOOD" Text | Alfred Birnbaum
Workshop assistant | Tsuyoshi Shirai,Tomoki Yamauchi,
Stage manager | Koji Tabira
Project manager | Shiho Kinoshita
Production |Tenjinyama Cultural Plaza Okayama'Saturday Theater', R40, M.A.P.-Meeting for Alternative Performing arts
主催:R40 M.A.P. 岡山県天神山文化プラザ
助成:公益財団法人 福武教育文化振興財団
協力:穂の国とよはし芸術劇場PLAT
IDEA R LAB
特定非営利活動法人 玉島たんぽぽ
高本敦基
また知らぬ間にどこか遠くで物語りの火が消えてしまった。もうそこには誰もいない。
世界は人の生きた物語りの灰で満ちようとしている。
「ヒト」と「ヒトでないもの」の間を移ろう奇妙な生き物たちの語る鮮やかな世界が危うい蜃気楼のように立ち上り、灰にことばが戻るとき、世界は少し照らされる。
今回はアフリカ(ヨルバ)の神話を元とした戯曲「DRY WOOD(干木悼)」の物語をもとに約1年間、「見るひととつくる人の距離」をキーワードに異なった世代や場所でのワークショップの方法を生み出すことからはじまりました。最終的には7歳から52歳の参加者たちと話し、考え、実践することを繰り返しながらそれぞれに共存とは何かを考え進んでいきました。
パフォーマンス内ではできるだけ決めごとを少なくし、ひとつの共有された世界観の中で即興的にそして自由に演者と鑑賞者の間を行き来する。
人から発せられた小さな声を連綿とつぎに伝えていくように耳を傾け、そっと手渡す。
大月ヒロ子氏の呼びかけで集まった「R手芸部」によって廃材などマテリアルライブラリーから生み出される様々な衣装や小道具に加え、映像アーティストの山田晋平氏の世界観も加わりひとつの物語がダンス、映像、光の絡み合う色彩豊かな絵本のような世界観の中でまさにその瞬間に生成されていきます。
公演参加者
井手はるか、岩本真緒、 岩本実緒、遠藤雄一、岡崎真理子、川相美都、白神佑一、高山楓、
瀧本和瑚、武内沙織、竹内 結唯、田路寿乃、難波桃世、藤原咲歩、船曳彩友、船曳麗
堀切優子、森本智子、矢鳴千奈美、山本亜未
R手芸部 R Handicraft Club
IDEA R LAB代表の大月ヒロ子氏の呼びかけで集まった有志による手芸グループ。倉敷市玉島にあるマテリアルライブラリーにストックしている廃材・端材を分類し、切ったり、縫ったり、編んだり、貼りつけたりなどしながら、自由な発想で本公演の衣装及び舞台装飾を制作している。
部員:大月ヒロ子 石川さゆり 石本均志 岡亜希子 滝口西夏 時実月夜 永岡かずみ 橋本文江 樋口晄子 安原梨乃
IDEA R LAB http://www.idea-r-lab.jp/
山田晋平 Shinpei Yamada
舞台映像デザイナー。これまでに参加した主な舞台作品は、チェルフィッチュ、維新派、高谷史郎(dumb type)、白井剛など、現代演劇やコンテンポラリーダンスを中心に、オペラ、コンサートなど、国内外での公演多数。近年では、美術作家とのコラボレーションによるプロジェクションマッピング作品や、サイトスペシフィックな現代美術企画展の総合演出を行うなど、舞台芸術と映像、美術と映像を横断しながら、映像芸術の新たな可能性を探る活動を展開する。
天神山文化プラザ 土曜劇場
《遭遇を発端とするダンスクリエーションラボVOL.4》公演
変身 「DRYWOOD」編
The metamorphosis /“DRY WOOD” version
2018年3月24日 19:00-、25日 14:00-
岡山県天神山文化プラザ 1階ホール
2018.1~3月 変身 DRYWOOD編クリエーションワークショップ
ワークショップ進行 平井優子
アシスタント 船曳麗
対象 制限なし
主催 R40
協力 M.A.P.
場所 岡山県天神山文化プラザ練習室、ホワイトキャンパス
ダンステクニッククラス 初級・中級・上級
アトリエ 全8回
ある作品提示から始まるワークショップで小さなファクトはさまざまに解釈され編集されていきます。偶然性のなかに見いだされた新たなファクトからさらに物語は再編集され次の場所へと伝えられます。
つくるひと、見るひとの境界を曖昧にしながら誤訳や主観をおおいに含むことを肯定しながら出会いによって作品自体が形を変えてくプロセスを通じで作品は誰のものなのか、について考えていきます。